さて、「歯科疾患」が他の疾患とは異質であることが少しご理解いただけたでしょうか？
歯科医療の発展は常にこういった過酷な口腔内環境に打ち勝つことを目標に進められました。
そして多くの先人達の努力により「皆さんが生涯にわたっておいしく食事が出来る」ことを可能にするレベルまでほぼ到達出来たといえると思います。
こんどう歯科クリニックの考え方
今までお話ししてきたことをふまえて「こんどう歯科クリニック」では
次のように考え皆様に歯科医療を提供してまいります。
当たり前のことですが、まずは十分にお話を伺う。
患者さんが本当にやって欲しいことと、こちらが考える治療法がはじめから同じと言うことはまずありません。お口に中を拝見し十分にご説明をし最適と思われる治療方法を提案して参ります。
痛くなくそして出来るだけ効率よく
歯の治療で一番イヤなのが「痛いこと」です。「完全な無痛治療」というのが難しいのはご承知と思いますが、麻酔の薬を塗って、電動の注射器でゆっくり麻酔することで注射の痛みをほとんどなくすことはそんなに難しいことではありません。注射の痛みに関してはあまり心配はいりません。
一方で苦痛なのは治療に何回かの通院が必要なことです。日常生活の中で通院の日取りをやり繰りして、通い続けることは極めて根気のいるものです。歯科治療の性格上回数を少なく短期間でというのは無理があることが多く、治療の質の低下に直結してしまうのです。
「生体の治癒」には一定の時間が必要でその時間を超えるスピードで治療を進めることは良くないことが多いのです。
そんな中でも「治療部位に優先順位を付け段取りよくやっていくこと」で効率化は可能になります。こういった考えは極めて重要であると認識しております。
そのために当院では器具、材料の整理、整頓を徹底し、治療術式のシステム化を意欲的に推し進めております。こうすることで皆様の貴重な時間を有効に使えるように日々工夫をしています。
治療の手技は確実に
先ほどお話ししたようにお口の中は極めて過酷な環境です。そこで長期にわたってトラブルなく使えるようにするには、治療を精度良く確実に行っていく必要があります。このため常に積極的に講習等に参加して技術の研鑽に努めています。
やっていることを分かりやすく、見えやすく
歯科の治療はお口に中で直接見えないうえに細かいので患者さんは、正直のところ何をされて、今どうなっているのかよく分かりません。
こんなことから「見えない」「分からない」→「恐い、不安だ」となることが多いのです。
当院では口腔内カメラやパソコン、オリジナルのコンテンツを駆使することでが安心して治療が受けられるように工夫しています。
★「我慢していた」を解消し、「諦め」させない、出会いが全てを変えるはず
日々皆様と接していて「歯がなくて全然咬めないけどもう諦めている」、「入れ歯が合わなくて痛いのをずっと我慢している」こんなつぶやきをよく耳にします。さらにほとんどの人はそういった苦痛を黙って胸に秘めています。そこには「制度の問題」「経済的な問題」「ご本人の意識の問題」等様々な要因があると思いますが、やはり歯科医療に携わる者としてこういったつぶやきに接すると非常にショックを受けます。医療人としては「何とかしてあげたい」、「何とかなるはずだ」と思うのです。よく見ると、この背景には様々な経緯があるのです。
たとえば、
- こちらが手を尽くして治療すれば解決できるのに残念ながらそれが施されていない。
- より最適な治療法があるのにその情報を知らずにずっとつらい思いをなさっている などです。
患者さんは「歯科治療には素人」ですから仕方ありませんが、「良い出会い」と巡り会うことで状況は変わってくるのです。 先入観や思い込みの呪縛を開放してみてください。
そうすることで
◇ 自分には無理と思っていた治療法が見つかるかも知れません
◇ 的確なアドバイスを受け意識が変わり長年悩まされていた苦痛から解放されることもあります
◇ 思い切って経済的な投資をして劇的な改善を手に入れることだって可能なのです
全ては出会いから始まります。そしてその出会いが良い治療結果となり皆様の幸せにつながるよう、
我々は最新の情報を吸収し、技術の研鑽を積むことに努力を惜しみません。